社畜とか脱社畜とか

社畜サロンが話題になっていた先週、僕は金曜日なのに23:00まで仕事しており(朝が遅いとかではなく普通に8:30から会議していました)、同じ部署のお姉さんも22:00過ぎまで働いておりました(お姉さんは前日も23:00近くまで仕事をしていたので朝の会議には出ていなかったのですが)。外形的に見ればこれは社畜以外のなにものでもないんだろうなと思っていました。

 

 

でも僕らはこの状態がイヤなら辞めればいいだけなのでわざわざ起業する必要はないのです。これは社畜なのでしょうか? よくわかりません。隣のチームで死ぬほど働かされている課長さんも居るので、全体的にブラック企業感が溢れているのですが、ここまで挙げてきた全員が明日から会社を辞めて全く仕事しなくてもたぶん死ぬまで暮らしていけるくらいの資産は持っているのです。だから仕事が嫌なら辞めればいい。でも仕事している。この状態は何なのか言葉で説明するのは難しいような気がします。

 

少なくともいえるのは仕事を辞めて家でだらだらしているおっさん/おばさんよりも、なんか職場で割とキツい感じだけど仕事頑張っているおっさん/おばさんのほうが、社会的に好ましいとされているし、自分もそう思っちゃうから、みたいなのは絶対にあります。もう一つ、自分にそれなりの能力があるからそれを生かして社会に貢献ことが義務だと思っていたりするのはあるのかもしれません。

 

 

それにしてもそういう僕の職場にいる人たちと比べて脱社畜サロンの紹介文はわりと下衆いです。

https://camp-fire.jp/projects/view/105795

こんな方におすすめ

・いまの会社を辞めたい人
・「自分、社畜だな」と感じている人
・とにかく、さくっと稼ぎたい人
Twitterのフォロワーを増やしたい人
・なんとなく起業したい人
・起業したいけど、ネタがない人
・注目されたい人
・モテたい人

 

実際に起業したいものの、どのようにビジネスネタを決めればよいかとか、どのタイミングで思い切って起業すればよいのかを示唆してくれる論理的な仕組みが、まだまだ整っていないのだ。

Twitterのフォロワーを増やしたい」「注目されたい」「モテたい」はまだわかるとして、「起業したいけど、ネタがない」ってのはよくわからないですね。ネタがあるから起業したいんじゃないんだ…。この手段と目的が逆転してる感じは嫌いじゃないですが、僕の周りを見ていると個人事業主になるというレベルであれば(割とみんなあっさり事業を始めてしまっているので)そこに何のハードルがあるのかよくわからないです。